花、植物、自然の観察、考察、そしてセラピストとして日々想うこと
カモマイル・ジャーマン
2011年06月25日 (土) | 編集 |
カモマイル・ジャーマン

本日は精油のお話です。

カモマイルはジャーマンとローマンの2種類あり、

本日ご紹介するのはジャーマン種のカモマイルです。

ハーブティでも飲みやすく、くせがないので人気です。

精油に使う部分は花の部分です。りんごのような香りが特徴的です。

この花は菊系ですので、ブタクサアレルギーのある方は、

アレルギーを示すことがあるので、パッチテストを行ってから使用

してくださいね。



カモマイル・ジャーマンは濃い青色なのが特徴で、

その成分はカマズレンです。

カマズレンは痒みや炎症を抑えてくれる作用があるので、

アレルギー性皮膚炎によく使われます。

私自身ストレス性の皮膚炎に悩まされていた時があって、

その時、活躍したのがこのカモマイル・ジャーマンで作った

クリームでした。真っ赤に掻きむしった皮膚に塗って数分で

痒みがスーッと引き、翌朝には赤みが無くなっていました。

炎症にも作用するので、胃炎、神経炎、膀胱炎、

リウマチ性関節炎なんかにも良いでしょう。

炎症は怒りに関係していて、カモマイル・ジャーマンは

怒りを鎮める作用を持っていると言えます。



学名:Matricaria recutita の マトリカリアは

ラテン語 matrix すなわち、「子宮」に由来しています。

このことから母性をイメージさせます。

この花はとても丈夫な花で、太陽に向かってぐんぐん伸びて、

花を咲かせます。強い風や雨になぎ倒されても、起きあがり、

忍耐強さを持っています。そして太陽のような明るさと怒りを

鎮める深い優しさを持っています。

カモマイル・ジャーマンはお母さんのような花です。

ラベンダー・アングスティフォリア
2011年06月17日 (金) | 編集 |
ラベンダー・アングスティフォリア

本日は精油のお話です。

ラベンダーは人気の精油で、最もよく知られているのではないでしょうか?

私自身大好きな精油で、一番良く使います。

ラベンダーといっても、実は種類がいろいろあります。その中でも

一番扱いやすいのは、ラベンダー・アングスティフォリアです。

イングリッシュラベンダーとか真正ラベンダーとも呼ばれています。

精油に使う部分は花穂(かすい)で、穂のように連なった花の部分です。

お子様から高齢者の方まで幅広く使うことができます。

ラベンダー・アングスティフォリアの成分はとっても優秀なんです。

よく知られているのは、眠くなる作用ですね。

その他に痛みやけいれんを和らげてくれたり、

筋肉をやわらげてくれる作用がありますので、肩こりや筋肉痛には

大活躍する頼もしい子です。抗菌力もあり、炎症を抑えたり、

傷の治りを早めてくれたりする作用もあるので、スキンケアにも

よく使われます。そして神経のバランスを整えてくれるので、

リラックスしたい時、眠れない時には癒しの力を発揮してくれる

優しい子です。精油でどれにしようかと迷ったら、

まずラベンダー・アングスティフォリアを選ぶといいと思います。

いろいろな時に使えますので、気づいたら無くなっていた

なんてこともたびたびです。

すべての植物はその形状を見れば、特徴がつかめます。

丸みを帯びた葉っぱは、すべてのことを和らげ、

控えめな紫の花は、心を静かに落ち着かせてくれます。

精油を使うときには、この植物のイメージがとても役に立ちます。

ですから、植物観察はその花や植物の声を聞く作業でもあります。

精油と使うときには、その元となる植物をぜひ、

思い出してみてください。

ただ単に、成分だけに重点をおくよりも、その植物が直に

入ってきてくれますよ。

ラベンダー・アングスティフォリア 心と身体、両面に素晴らしい

作用をもたらす謙虚なお医者さんのような花です。